メニュー

見た目では分からない「地盤」のこと ★土地活用通信★

2022.10.26

土地活用通信

【見た目では分からない地盤のこと】

今回はそんなお話をさせていただきます。

2022.10地盤について_ブログT

「ず~っと家が有ったんだから、うちは問題ないよ!」

「周りにもいっぱい建物が建っているから大丈夫!」

と思われている方は、ぜひ一度ご自分のお土地について見てみて下さい。

国土地理院ホームぺージが開きます

国土地理院_地図HPスクショ

画面左上の「地図の種類」から「土地の成り立ち・土地利用→地形分類(ベクトルタイル提供実験)→地形分類(自然地形)」と進み、対象地を左クリックすると、自然災害リスクが確認できます。

その他、たくさんの情報が確認できますので、面白いですよ。

地盤沈下した建物を見ているおじさん

【なぜ、地盤調査や地盤改良工事が必要なのでしょうか?】

いくら耐震強度に優れた建物を建てても、軟弱な地盤だったために、建物が傾いてしまったらどうしましょう?

そんな事にならない為に、2000年の「改正建築基準法施行令第38条」によって、新たに建物を建てる時には、地耐力に応じた仕様の基礎を選定することが義務付けられました。

その為、該当地の地耐力がどれくらいあるのかが分からないと、正しい基礎が選定できないので、地盤調査を行います。

地盤調査のイラスト

その結果データにより、「表層改良工法」、「柱状改良工法」、「鋼管杭工法」などの地盤改良工法を決定します。

地盤改良イラスト

ちなみに、東日本大震災では、建物自体はほとんど壊れていないのに、家が傾いてしまい、住めなくなった家が沢山あったそうです。

必要な工事を施していれば、震災後も以前と同じように住むことが出来た家もあったはずです。

冒頭で書きましたが、見た目で地盤の強度は分かりません。

地盤調査会社様の近隣データで、事前に傾向は掴めますが、実際のところは調査結果次第。

近隣データでは強そうだと思っても、結果は軟弱だったり、その逆に、近隣データでは軟弱そうだったのに、結果は良好だったりします。


私は今でも調査に立会うと緊張してしまいます。

費用がかかってガーン

地盤改良工事は高額になってしまう場合もありますが、どうしても目に見えない部分なので、
ツライところが実情だと思います。

でも、あるブログ記事に興味深いデータが載っていました。

東海大学の調査によると、1970年~2010年の実際に不同沈下が起きた事例のうち

・設計によるもの 24%
・施工不良によるもの 24%
・地盤調査不足によるもの 18%
 

 とありました。

意外と、設計・施工が原因で不同沈下が起きているようですね。

この結果にどういった感想を持たれましたでしょうか?

2209渋沢案内A4リーフ_完成

拡大表示はこちら(PDF)

そうなると、重要なのが「建築会社選び」になります。

賃貸マンション350棟以上、高齢者施設69棟、障がい者施設65棟などの豊富な経験から、建築の全てに最適なご提案をいたします。

「最適な活用が分からない」などお悩みがありましたら、お気軽に「渋沢」へご相談ください。

◆◇◆ (文筆)資産運用部 大森 浩二 ◆◇◆


▼ご相談はこちらで承っております(ご相談・お見積り無料)

・㈱渋沢 フリーダイヤル TEL.0120-81-4230(受付:平日8:00-18:00)

・㈱渋沢 お問合せページ

さんログイン中ログアウト