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あなたの年金で、希望するエリアの『老人ホーム』に入れますか？【埼玉・群馬・栃木】

2023.05.31

老人ホーム入居者紹介

【あなたの年金で希望するエリアの老人ホームに入れますか？】

ご家族様やご本人様が老人ホームを探す場合〈予算とエリア〉を第一条件とされる方が多く、ご予算に関しては月平均の年金受給額が目安になります。

但し、１ヶ月の年金受給額＝施設月額利用料という組み立てにしてしまうと危険です。

何故？危険なのか！をご説明いたします。

施設月額利用料の他に掛かる費用として、介護保険サービス自己負担（１～３割）があります。

▶厚生労働省HP・サービス利用者の費用負担等

〈居宅サービスの１ヶ月あたりの利用限度額〉参照

▶厚生労働省　参考資料・給付と負担について

　厚生労働省・介護保険制度における利用者負担割合（判定基準）

１ヶ月老人ホームで生活するにはいくら必要になるか？

例）月額利用料16.9万円の施設に入居する場合、

169,000円（月額利用料）＋介護保険1割負担（要支援1.2、要介護1～5によって異なる）費用が月々最低限必要な費用となります。

更にこの他に個々で異なる、医療費、雑費（オムツ・洗剤・トイレットペーパーなど個々で使う消耗品）がプラスされます。

将来的な事も考慮すると、現在排泄は自立できていても、先に行ってオムツ利用になる、医療依存度が高くなる、介護度が高くなる、という事も視野に入れて施設探しを検討されることと、初期費用として、入居時にかかる敷金、入居時に必要な物の準備費用、施設への移動として介護タクシー費用も含んでおかれると宜しいと思います。

施設月額利用料はエリアにより異なりますが、目安となるのは賃貸マンションやアパートのエリア毎の家賃設定と似たような傾向にあり、例えば埼玉県の場合、さいたま市やその近郊より埼玉県北部の方が施設利用料も下がる傾向にあります。

施設探しの第一条件である〈予算とエリア〉のうち重要視されるのが〈予算〉となり、第一希望のエリアでは予算が折り合わずエリアを拡大して探す、という状況になる方も多いです。

弊社では、埼玉県全域、群馬県全域、栃木県一部の施設情報を元にご家族様、ご本人様へ提案させていただいてます。

〈予算とエリア〉の他にも重要な条件があり、それは個々で異なる身体状況です。

例えば、在宅酸素や透析等の医療行為があるか？認知症があるか？等、ご本人様の状況を細かくお伺いして、その方に適した施設探しを行っております。

また、〈予算とエリア〉の条件であれば、特別養護老人ホームという選択肢もありますが、要介護３にならなければ申込ができませんし、多床室とユニット型個室では利用料も異なり、多床室で8.6万円～9.4万円、ユニット型個室で127,320円～131,400円となり、待機待ちもあるユニット型個室と住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅とほぼ変わらない利用料になります。

▶厚生労働省HP・補足給付　移住費　参照