社会貢献と安定収入を両立する福祉施設の土地活用★土地活用通信★
土地活用通信

2025年6月2日から7月4日の期間で埼玉県福祉部より介護付き有料老人ホーム等の公募が開始されることが5月1日に発表されました。
ご興味を持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
建築費の大きさやご所有地の面積の大小によりなかなか踏み出すことができなかった方にも、公募というのは大きなきっかけになりますので、ご検討を始めるのに良いタイミングだと思います。
少子高齢化や福祉需要の高まりにより、単なる収益目的ではない「社会的価値のある土地活用」が注目されています。
その中でも、老人ホームや障がい者グループホームの建設は、地域社会に貢献しながら安定した賃料収入を得られる、非常に有効な手段です。
高齢化が進む日本では、介護施設の需要が年々高まっています。特に都市部では「入りたくても入れない」待機高齢者が今でも増加しており、新設施設のニーズは依然として高い状況です。
老人ホームを建設することで、地域の課題解決に貢献しつつ、土地の収益化を図ることができます。

例えば、埼玉県熊谷市の郊外にあった遊休地(約1500㎡)を所有していたA様は、その土地にサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を建設されました。
建築資金は一部借入を活用し、運営は専門の介護事業者に委託。「一括借上げ方式」により、毎月安定した収入が得られています。
これまで空き地として税金のみを払い続けていた土地が、地域に必要とされる施設に生まれ変わり、ご本人も「社会に役立つ土地活用ができた」と満足されています。
さらに、老人ホームは介護保険制度との連携により、運営リスクを事業者側がカバーしやすい仕組みが整っています。
土地所有者としては、建物を建てて貸し出すだけで、運営管理や入居者対応の手間がかからない点も大きな魅力です。

一方で、障がい者グループホームの建設も、近年急速にニーズが高まっています。
国は「地域共生社会」の実現を掲げ、障がいのある方々が施設ではなく、地域の中で自立して暮らすことを支援しています。
そのため、グループホームの整備には国や自治体からの補助金・支援制度が充実しており、事業者にとっても新設のハードルが下がっています。
埼玉県ふじみ野市では、築年数が経過し、老朽化が進んでいたテナントを所有していたB様が、建て替えを機に障がい者グループホームを建設されます。

設計段階から福祉事業者と連携し、バリアフリーや安全性を重視したプランを作成。
完成後は、地元の社会福祉法人と賃貸契約を結び、複数の利用者が共同生活を始める準備をしています。
この事例では、もともと活用に困っていた住宅地の土地が、支援が必要な方々の住まいとして生まれ変わっただけでなく、月々の安定収入にもつながりました。
さらに、地域住民との交流も生まれ、「やさしい地域づくり」の一端を担う施設として好意的に受け入れられています。
老人ホーム・障がい者グループホームに共通する大きなメリットは、長期契約による安定収入と社会的意義の高さです。
いずれも専門事業者との賃貸契約が主流であり、10年~20年単位の長期契約が一般的です。そのため、景気に左右されにくく、空室リスクも低いのが特徴です。
また、これらの施設は地域の雇用創出にもつながります。介護職員や生活支援員などの雇用が生まれ、地域の働く場としても期待されています。
当社では、企画・設計から施工、福祉事業者とのマッチングまでトータルでサポートしております。
用途地域や敷地条件、補助金制度など、専門的な知識が求められる分野ですが、私たちが丁寧にサポートいたしますので、土地活用が初めての方でも安心して取り組んでいただけます。

【まとめ】
これからの土地活用は、「社会的意義」と「経済的安定性」の両立が求められる時代です。老人ホームや障がい者グループホームは、そうしたニーズにぴったり合った活用方法です。
地域に必要とされ、感謝される施設をつくることで、単なる資産運用を超えた“価値ある土地活用”が実現できます。
空き地や老朽化した建物、運用に悩んでいる土地をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちが最適なプランをご提案いたします。
◆◇◆ 資産運用部 福島 ◆◇◆
渋沢では、人口減少社会に対応する「豊富なラインナップ」でお客様の最適な土地活用をご提案します。
「最適な活用方法がわからない」とお悩みがございましたら、是非一度「渋沢」にご相談ください。

▼ご相談はこちらで承っております(ご相談・お見積り無料)
・渋沢 フリーダイヤル TEL.0120-81-4230(受付:平日8:00-17:30)
・渋沢 お問合せページ

CATEGORY
カテゴリー
- PICK UP
- ピックアップブログ

0120-81-4230
