「建築用語に食べ物が潜む!工事現場の不思議な単語とは」★建築通信★
建築通信
日常生活の中にある単語が、建築用語にあることをご存じですか?
今回は、「建築用語に食べ物が隠れている」がテーマです。
1つ目は、「あんこ」です。和菓子には欠かせない食べ物ですが、建築用語では、詰め物のことを指します。 いくつかの使い方が存在しますが、型枠に使う場合には、大きな開口部を作り出すための部材として作成します。 この場合は箱抜きと呼ばれ、アンコと区別される場合もありますが、もっと小さく詰め込んでおくだけにしている物もアンコと言います。
2つ目は、「まんじゅう」です。あんこと関係がありそうな食べ物ですが、建築用語では、鉄骨の柱を基礎コンクリートの上に立てるときに、高さ調整のために敷き込むモルタルのことをいいます。正式にはベースモルタルと言いますが、形状が饅頭型から「まんじゅう」と呼ばれています。
誰が使い始めたのか、似ているから使い始めたのか、その経緯などはわかりませんが、「ドーナツを入れなくちゃー」や「ここにあんこ入れといて」、「まんじゅうをやって」などの会話を現場で初めて聞いた時は頭に「はてな」が浮かんだものです。
誰が使い始めたのか、似ているから使い始めたのか、その経緯などはわかりませんが、「ドーナツを入れなくちゃー」や「ここにあんこ入れといて」、「まんじゅうをやって」などの会話を現場で初めて聞いた時は頭に「はてな」が浮かんだものです。
❖❖❖ 建築技術部 酒井 ❖❖❖
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