私事ですが、建築業界で働き始めてなんと35年経ってしまいました。

子供の頃、近所の大工さんが作る建物作りに憧れて飛び込んだ世界ですが、いざ働き始めてみると、新入社員の頃はバブルの絶頂期。

職人不足の影響もあり、朝は早くから現場作業、夜は遅くまで事務作業、休みも工期次第で3ヶ月位取れない時もあるし、現場に来ている職人さんは、強面の人ばかりで、なんて凄い世界に入ってしまったんだ！と思っていました。

もろ３K「きつい、汚い、危険」でした。(今はこんな事はありません)

しかしなぜ、この業界で仕事を続ける事が出来たのか、今考えて見ると、当時の先輩に恵まれていた影響もあり、いろいろな工事担当を任せてもらい、時を経て経験を重ねるうちに、自分で頑張った結果が、目に見えてわかる建物作りの面白さ、学びや気づきが、たくさんある事の面白さに、やりがいを見出すことができたのだと思います。

今この業界は働き方改革、人手不足等の課題はありますが、新３Ｋ『給与が良い』・『休暇が取れる』・『希望が持てる』を目指して頑張っていきたいと思います。

最後に、今でも思い出す先輩の言葉を。
『お金と時間をかければ素人だって現場の監督はできるんだ。いかに、安全に、良く、安く、早くお客に喜んでもらえる建物作りをするかが現場監督であり、技術屋なんだぞ！』と飲みに行く度に言い聞かされました。

❖❖❖　建築技術部　佐藤　❖❖❖

　

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