コンクリート打設現場で頻発する『動物の足跡』の謎★建築通信★
建築通信
私は現場施工管理の仕事をしています。現場業務の中でコンクリートの打設作業という ほぼ全ての現場で行う重要な作業があります。
その中で、土間(床)部分の打設作業後の仕上がり面を、後日確認すると、猫の足跡が付いていることがあります。
最初はたまたまかと思っていたのですが、中々の確率で発生します。業者さんに聞くとあるある話のようです。足跡は可愛らしいのでそのままにしておきたいところですが、補修で直しています。
あえてコンクリート硬化前のタイミングに何故と?疑問に思いながらも、理由を調べたりせず付き合って来ましたが、これを機に少し調べてみたところ、
・コンクリート内のセメントは水和(水を混ぜると起こる反応)する際に発熱するので暖かいから寄ってくる。
・硬化前のコンクリートの匂いが好きらしい。
・いつもと違う光景に興味を持ってやってくる。
・完全な気まぐれ・通り道だった。
と色々考えられる理由があるようですが、はっきり理由はわかっていないようです。
今回調べてみての私の意見は「猫の気まぐれ」なのかなと思っていますが、皆さんはどう思い
ますか?
理由はどうあれ、仕上げに絡む『猫の足跡問題』ですが、あの足跡を見ると何故か憎めず、ほっこりした気持ちになるのは私だけではないはず!
❖❖❖ 建築技術部 関口 ❖❖❖
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