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建築由来の言葉『几帳面』の意味とは?★建築通信★

2023.12.26

建築通信

VOL.41 建築時術部 建築通信 几帳面

皆さんは、日常生活の中に建築由来の言葉が色々とあるのですが、『几帳面』という言葉が建築由来の言葉というのはご存じでしょうか。

『几帳』とは、平安時代以降の公家の邸宅に使われていた間仕切りの一種で、几帳の柱の表面は丸く面取りされており、両側に刻み目の入った細かな細工が施してあったそうです。


その細工された面を『几帳面』といい、転じて隅々まで丁寧に作業されている様子を『几帳面』というようになったそうです。

平安時代 几帳
図:【几帳】平安時代以降公家の邸宅に使われた、二本のT字型の柱に薄絹を下げた間仕切りの一種

私は、『几帳面』というと、長所として、真面目で誠実、細かい所までしっかりと仕事をやり遂げる。短所として、融通がきかないというイメージがあります。

几帳面


どちらかというと大雑把な性格なのですが、お客様に満足していただけるよう、几帳面な仕事を心掛けていきたいと、この建築通信を書きながら思いました。

❖❖❖ 建築技術部 八木 ❖❖❖


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