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八王子アパート崩落事故からの教訓:建築基準法改正が安全性向上を目指す★建築通信★

2023.12.26

建築通信

VOL.43 設計技術部 建築通信 アパート階段崩落事故

2021年4月、東京都八王子市のアパートで屋外階段が崩落して、住民1人が死亡した事故を受け、国土交通省が動きました。

主な内容と致しまして工事監理や完了検査でのチェック、内容の厳格化をするなど規制強化の方向に踏み切るそうです。

八王子のアパートで発生した事故詳細は、鉄骨階段と踊り場の接合部に使用していた、木材の腐食によるものとみられます。

余りにもずさんな工事が招いた、痛ましい事故です。

アパート階段崩落事故 イラスト

事故調査結果などを踏まえて、国土交通省が示した再発防止策は、

『設計時における防腐処置などの内容の明確化』

『工事監理及び完了検査時における屋外階段のチェック内容の明確化』

『適切な維持管理の確保』

になります。

又、設計図書への明示方法について、新たに屋外階段の詳細図の提出を求められる

事となりそうです。

図面

デザインや性能も重要ですが、安全性が担保されてなくては、元も子もないことだと思います。

ヴィベル熊谷 工事中写真
<2022年1月 ヴィベル熊谷 工事中 外観写真>
サービス付き高齢者向け住宅 / 構造:木造 2階建

私たちは品質と安全を最優先に、日々取り組んで参ります。

❖❖❖ 設計技術部 赤尾 ❖❖❖


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