住宅のベランダは必要?外干しvs室内干しのメリットとデメリット★建築通信★
建築通信
近年は花粉症がひどいですね。
春先は、洗濯物はほとんど外干しせず、浴室乾燥機で乾燥させています。
春は電気代の請求が怖いです。
最近の新築はベランダを設けないことも多いです。
外干しにデメリットを感じる人が増えてきているのだと思います。
住宅にベランダは必要ないのでしょうか。
洗濯物を乾かすという観点から考えていくと、主に「外干し」「室内干し」「乾燥機」の3つが選択肢に上がるかと思います。
あえてデメリットを比較していきます。
【外干し】
・天候に左右される
・黄砂や花粉、PM2.5が付着する恐れがある
・紫外線や風により衣類が劣化する
・防犯上好ましくない
・定期的な清掃やメンテナンス(防水等)が必要
・極端な気温下でも外に出る必要がある
【室内干し】
・乾きにくい
・菌が繁殖しやすい
・生乾き臭が発生する恐れがある
【乾燥機】
・電気代もしくはガス代が発生する
・洗濯物によっては乾燥機の使用ができないものがある
・フィルターの清掃が必要
・衣類が傷みやすく、シワになりやすい
・故障リスクがある
3つのデメリットを羅列しましたが、改めて完全なものはないのだと実感しました。
各々メリットデメリットがあるため、その人その人の生活によって最適なものは変わると思います。
ただし、最近は室内干し用の洗剤の普及で生乾き臭も軽減されますし、乾燥機も性能が上がっており、デメリットが薄くなってきている傾向にあります。
その中で外干しのデメリットはあまり軽減に向かっておらず、ベランダの設置が減っているのも納得です。
私がもし新築を建てるのであれば、漆喰や珪藻土等の調湿効果のある内壁材を使用した、インナーバルコニーを設置すると思います。
花粉症がひどいため、特にこの時期はどうしても外には干したくありません。
自宅を漆喰にした社員から話を聞くと、室内干しの「乾きにくさ」や「生乾き臭」は全く感じないとのですので、室内干しのメリットを前面に発揮できるはずです。
もし実際に漆喰壁を見たい方は、弊社の住宅モデルハウスが漆喰の壁になっておりますので、是非足を運んでください。
❖❖❖ 資産運用部 橘田 ❖❖❖
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