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<170年の歴史> 渋沢栄一の足跡「大渋沢の家」改修工事 歴史と美★建築通信★

2024.01.12

建築通信

大渋沢の家 リノベーション

2024年7月、渋沢栄一を図柄にした新たな1万円札など、新紙幣が発行されます。デザインが一新されるのは2004年以来20年ぶりです。

渋沢栄一は、言わずと知れた深谷市の偉人ですが、株式会社渋沢の住宅事業部は、同じ深谷市にあります。
彼の偉業を背景に、弊社は地元密着の姿勢を大切にし、深谷市の住環境向上に向けて積極的な役割を果たしていきたいと思います。

2021年は、渋沢栄一の大河ドラマ「青天を衝け」が放送されました。生き生きと描かれた渋沢栄一の生涯に、心打たれたのは私だけではないと思います。

その「渋沢家 本家」の「東の家」(ひがしんち)にあった離れ、「大渋沢の家」の改修工事を、㈱渋沢が携わらせていただきました。

大渋沢の家 改修工事

「大渋沢の家」は昭和30年頃、現在の場所(深谷市田所町)に移築したそうです。

その時代には、今のような重機やトラックもあまりない時代でどうやって血洗島から物を運び再建築したのかとても気になります。

大渋沢の家 

建物自体は嘉永4年に上棟しているみたいなので、今から170年前の建物のようです。長さ9mの大きな梁と6mの交差している梁の小屋組みは迫力ありますね。

大渋沢の家 廊下

2階の畳廊下は、老舗の旅館の様な雰囲気でこんなに変わるのかと感動しました。

大渋沢の家 畳の部屋

1階の天井は床梁が剛に組み合わせてあり、ケヤキの板が貼ってあります。

無垢材は飽きがこないので経年美化を楽しめます。

お施主様がとっておいた古い電話ボックスも貴重な一品です。テレビのドラマで見た事はありましたが、本物は初めて見ました。

大渋沢の家 昔の電話ボックス

一時期移築した方が住んでいましたが、今も充分住める建物です。中の調度品や家具は所有者の方の物です。

渋沢栄一と株式会社渋沢の関係 家系図

私は建築の仕事を30年以上していますが、滅多に出会えない仕事を経験させて頂き感謝です。

❖❖❖ 住宅事業部 小谷野 ❖❖❖

★「大渋沢の家 リフォーム」”まりなおチャンネル”にて、弊社のご紹介をいただきました。

まりなおチャンネル

▼お問い合わせは

・㈱渋沢 住宅事業部 TEL.048-572-6661(受付:平日9:00-18:30)

・㈱渋沢 住宅事業部 お問合せページ

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