【6/22-23 社員研修】『EXPO 2025 大阪・関西万博』へ行きました
渋沢NEWS
2025年6月22日、23日、社員研修で『大阪・関西万博』へ行きました。

万博会場前で集合写真を撮りました!
これからどんな発見や学びがあるか楽しみです。
22日はとても日差しが強く、暑い1日でした。



伝統技術×現代技術の融合した、大屋根リングは圧巻でした。
『貫工法(ぬきこうほう)』は柱にくり抜き穴をあけ、梁を通して固定する伝統技法です。
現代の技術で、ラグスクリュー(埋込ボルト)+支圧プレートを使って、木材内部に金物を隠して挿入することで、見た目は木造のまま接合部の耐力・剛性を高めます。

団体予約で福岡伸一氏プロデュース『シグネチャーパビリオン いのちの動的平衡館』を見ました。
生命誕生から進化、分解と再構築を繰り返す“動的平衡”のストーリーを光で視覚化する体感型展示です。
『いのちは常に変化しながらもバランスを保つ存在。同じように見えても細胞は常に入れ替わり、動き続けることこそが生命の本質である』という自分たちのいのちについて、考えるきっかけになりました。
生命を全うしたらいつか終わりがきてしまいますが、それまでいのちを大切にしていかなければならないですね。

23日は、朝からあいにくの雨で時には雷がなっていました。
静けさの森には避雷針があるようで、お昼過ぎまで通行止めになり、大屋根リングの下を通るように言われました。
来場者の安全を守るために、スタッフ間で連携が取れていることがわかりました。


23日の団体予約は『フューチャーライフゾーン 未来都市』の参加型シアターを体験しました。
未来を変えるミッションに答えていく参加型シアターで、未来の暮らしを変えるのは自分たちであることを体感します。
未来の私たちの暮らしは、AIやドローンなどの機械に助けられ、より便利な世の中になっていくのだと思います。またその技術を自分たちのためだけでなく、自然やその先の未来のために考えていかなくてはならないと感じました。
体験シアターで、『未来の健康について』考える時間がありました。その選択肢の中に『AIが遺伝子情報を基にどう健康的でいられるかを教えてくれる』というものがありました。
本当に10年、30年後の未来で実用化されているのか想像がつきませんが、そのような未来が楽しみです。

■ ポーランドパビリオン 木材の自然性 × CLTを活用した構造、耐震・耐風性能の高い曲線構造

■ サウジアラビア王国パビリオン 現代の技術を使い西風が夏に涼しく通り抜け、涼期には前庭が北風を遮る設計

■ 残念石トイレ 江戸時代初期、大阪城再建のために京都・木津川で切り出されながら使用されなかった“石垣用の石”のことを「残念石」と言い、それを移築。万博終了後、元の場所に戻すため石には金具や釘などが使われていない
世界各国のパビリオンは、その国の伝統的な技術と日本の技術が融合されていました。
万博終了後には解体しなくてはならないので、再利用を踏まえて建てられているパビリオンが多く、建築に携わっている者としてとても勉強になりました。
また、トイレも日本の伝統技術が使われていたり、これからの多様性を考えた造りがされたりしていました。
最後は、大屋根リングをバックに写真撮影!
2日間たくさん歩いたので、少しお疲れモードかも?

大阪万博に行き、AIなどの技術の進化に驚きました。今後はAIやドローンを使った技術が主流になっていくことを実感しました。
まだ見きれない部分もありましたが、今回感じたことや技術を、業務に活かしていきます。
☆おまけ

■左から設計技術部長・住宅事業部長・坂本社長・坂戸支店長 いい笑顔です!
☆ ☆ ☆ 渋沢 広報 ☆ ☆ ☆